

このような疑問にお答えします。
Oliveとは三井住友が始めた新サービスでアカウントを解説すると
- 三井住友銀行の口座
- クレジット、デビット、ポイント払い
- 保険、証券
をまとめて管理できるようになるサービスです。
とても便利なサービスですが、メリット・デメリットもあるので解説していきますね。
この記事を読めば
- Oliveのメリット・デメリット
- Oliveがおすすめな人
が分かるのでぜひ最後まで読んでください。
Oliveのメリット5選
Oliveのメリットは以下の5つです。
メリット
- キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4つの機能が集約
- 毎月選べる特典
- 対象の飲食店やコンビニで最大15%還元が受けられる
- NL(ゴールド)で年間100万円の利用すればゴールドカード年会費が無料
- 定額指定送金無料
一つずつ解説して行きますね。
1.キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4つの機能が集約
Oliveは以下の4つの機能が集約しています。
- キャッシュカード
- クレジットカード
- デビットカード
- ポイント払い
そのためたくさんのカードを持ち歩いたり、支払いをする際好きな方法で出来るなど便利です。

2.毎月選べる特典
Oliveは毎月以下の4つから好きな特典を1つ選べます。
- 給与・年金の受け取りで月に1回Vポイント200Pもらえる
- コンビニATM手数料が1回無料
- Vポイントアッププログラムを選択すれば対象のコンビニ・飲食店で還元率+1%
- 1万円以上のお預かり金があれば月に1回100Pプレゼント
特に1の毎月Vポイントが200Pもらえる特典は、給与・年金を受け取り口座に指定するだけなのでおすすめです。
また特典は次の月には変えられるので、用途に合わせて選ぶこともできますよ!
3.対象の飲食店やコンビニで最大15%還元が受けられる
三井住友カードが提供するVポイントアッププログラムと達成すれば最大で15%の還元が受けられます。
Oliveで達成する項目は以下の通りです。
サービスの達成条件 | 還元率 |
1.Oliveアカウントの選べる特典で「Vポイントアッププログラム」を選択 | +1% |
2.Oliveアカウントを契約の上、三井住友銀行アプリかVpassアプリへ月1回以上ログインする | +1% |
3.Oliveアカウントを契約の上、住宅ローンの契約がある | +1% |
4.SBI証券で当月の投資信託の買付が1回以上ある | +0.5% |
5.SBI証券で当月の国内株式または米国株式の取引が1回以上ある | +0.5% |
6.SBI証券で当月のNISA/つみたてNISA口座の保有資産評価額が30万円以上ある | +1% |
1と2に関しては設定したりアプリを見たりすれば簡単に達成できるのでおすすめです。
住宅ローンの契約などは、コストがかかるので無理にやるのはやめましょう。
4.NL(ゴールド)で年間100万円利用すればOliveゴールドカードの年会費が無料
現在三井住友カードからNL(ナンバーレス)カードというクレジットカードが発行されています。
このNL(ナンバーレス)カードのゴールドで年間100万円の利用をすると、Oliveゴールドの年会費も無料になりますよ!
NLカードは
- 三井住友銀行以外も引き落とし口座に指定できる
- 家族カードが作れる
など100万円利用が達成しやすい状況になっているので、これから始める人にはおすすめですよ。

5.定額指定送金無料
Oliveを開設すると、指定した預金口座に毎月決まった金額を自動的に振り込む際の手数料が無料にできます。
以前は制限がありませんでしたが、現在は新規の申し込み1件になっているので注意が必要です。

Oliveのデメリット11選


デメリット
- 選べるブランドがVISAのみ
- 三井住友銀行口座しか引き落とし口座に指定できない
- 基本還元率が0.5%と低い
- 家族カードが作れない
- カードを切り替える際は解約が必要
- カードの審査に落ちても年会費がかかる
- iDで支払う際はデビット決済になる
- タイミング次第では異なる支払い方法になってしまう
- 一定期間口座を利用しないと手数料発生
- カード番号が使えない状況がある
- コンビニATM無料回数の減少
一つずつ確認して行きましょう!
1.選べるブランドがVISAのみ
Oliveで選べるブランドはVISAのみです。
そのためマスターカードや、アメリカン・エクスプレスなどのブランドは選べません。
状況によって使える場面が限られ、メインカードとしては使いづらい一面もあります。

2.三井住友銀行口座しか引き落とし口座に指定できない
銀行口座は三井住友銀行しか引き落とし口座に指定できません。
そのため三井住友銀行をメインで使っていない人は、資産を別々に管理しなければならず手間がかかります。

3.基本還元率が0.5%と低い
Oliveの発行されるすべてのカードは基本還元率が0.5%と低いです。
普段楽天やPayPayカードなどの、高還元のカードを使っている人には物足りないですね。
コンビニ3社やマクドナルドなど、一部のお店では5%以上の還元が受けられるので用途を絞るものおすすめです。
4.家族カードが作れない
OliveはNL(ナンバーレス)カードとは違い家族カードが作れません。
そのため家族内でカードを使いたい場合は、貸し借りする必要があります。
指定のお店で高還元で使えますが、少し使いづらいのは残念ですね。
5.カードを切り替える際は解約が必要
Oliveは、通常カードからゴールドやプラチナへ変更する際に一度解約する必要があります。
解約すると貯めたポイントがなくなる可能性があるので注意が必要です。
将来切り替える予定の人は、はじめからゴールドやプラチナを選択しましょう。
6.カード審査に落ちても年会費がかかる
なぜ審査に落ちても年会費がかかるかというと、カードの発行自体は出来てしまうからです。
メリットでも伝えましたが、Oliveはクレジット決済の他にデビット払いやポイント払いも可能です。
そのためクレジット審査に落ちても、カードの発行は出来るので年会費が発生します。
2年目以降はゴールドとプラチナは年会費が発生するので、審査に落ちた場合は早めにカードを切りましょう。
7.iDで支払う際はデビット決済になる
OliveをiDに登録して決済を行う場合はデビット決済で固定されます。
Oliveアプリでクレジット決済にしても変わらないので、iDで支払う際は注意しましょう。

8.タイミング次第では異なる支払い方法になってしまう
例えば5月上旬にクレジットモードで買い物をしたとします。
しかし引き落とし日直前にデビットモードに変更すると、5月上旬の買い物もデビットモードで支払いが行われるのです。
安全に使用したい場合は、支払い方法の切り替えはしないことがおすすめですよ。
9.一定期間口座を利用しないと1,100円の手数料発生
Oliveで使用する三井住友銀行口座は2年間入金、出金がないと1,100円の手数料が発生します。
ただし以下の条件を満たせば手数料は発生しません。
- 残高が10,000円以上
- 口座保有者が18歳未満のお客様である場合
- 同一支店内に、定期預金口座、財形貯蓄型口座、外貨預金口座、投資信託保護預り口座、証券仲介口座、公共債保護預り口座等がある場合
- お借入がある場合
手数料もいきなりとられるわけではなく、2年目の3ヶ月前(1年9ヶ月目)に連絡が来るので良心的です。
10.カード番号が使えない状況がある
Oliveにはカード番号が2つあり
通常の番号:デビットカードの番号として認識される
もう一つの番号:クレジットカード番号として認識される
となっています。
公共料金の支払い時、デビットカードの番号を入力してしまうと支払いができないことがあるので注意が必要です。
11.コンビニATM無料回数の減少
三井住友銀行では、SMBCポイントパックというサービスがあり条件を満たすことで以下の特典を受けられます。
- 最大3回までコンビニATM無料
- その他PayPay銀行宛振込無料
Oliveは選べる特典で1回までコンビニATMが無料で使えますが、SMBCポイントパックのほうがお得です。
SMBCポイントパックは、Oliveに切り替えると解約になるので現在契約中の方は気をつけてください。
Oliveがおすすめな人!

こんな方におすすめ
- 対象のコンビニや飲食店を利用する機会が多い人
- NLカードゴールドで100万円修行する・している人
- 資産や投資情報を一括で管理したい人
特に対象のコンビニや飲食店を利用する人は高還元を狙えるのでおすすめです!
またNLカードゴールドで100万円修行をする・している人も、条件達成に伴い年会費が無料になるのでお得に使えます。
現在SBI証券で投資をしている人も、Oliveアプリから投資情報を確認できるので管理が楽になりますよ。
まとめ|Oliveを使ってお得に生活しよう!
Oliveは以下のメリット・デメリットがあり理解して使うのが重要です。
メリット
- キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4つの機能が集約
- 毎月選べる特典
- 対象の飲食店やコンビニで最大15%還元が受けられる
- NL(ナンバーレス)ゴールドで年間100万円の利用すれば年会費が無料
- 定額指定送金無料
デメリット
- 選べるブランドがVISAのみ
- 三井住友銀行口座しか引き落とし口座に指定できない
- 基本還元率が0.5%と低い
- 家族カードが作れない
- カードを切り替える際は解約が必要
- カードの審査に落ちても年会費がかかる
- iDで支払う際はデビット決済になる
- タイミング次第では異なる支払い方法になってしまう
- 一定期間口座を利用しないと手数料発生
- カード番号が使えない状況がある
- コンビニATM無料回数の減少
一見するとデメリットが多くありますが、理解して使えばお得に買い物ができます。
ぜひOliveを使ってお得な節約生活を送ってください。