節約の代名詞といっても過言では楽天経済圏ですが、最近サービスの改悪が続いています。
改悪の内容に関しても1つや2つではないため、不安を感じている人は多いのではないでしょうか?
私も楽天のヘビーユーザーで通算18万ポイントほど稼いでいるので、改悪が続いている現状は不安です。
そのため、今回は楽天経済圏の現状を確認し辞めた方がいいか解説します。
代わりの経済圏サービスも解説するので、ぜひ最後まで読んでください。
楽天経済圏の改悪状況
楽天経済圏は2020年頃から改悪が始まりました。
今までの主な改悪状況は以下の表のとおりです。
2020年4月 | 楽天モバイルのSPU還元率2%から1%に変更 |
2020年12月 | 楽天カード超簡単保険の月払いがSPU対象外になる |
2021年2月 | 楽天TV(NBA Rakuten)がSPU対象外になる |
2021年4月 | 楽天TV(パ・リーグSpcial)がSPU対象外になる |
2021年4月 | 楽天ゴールドカードがSPU還元率4%から2%に変更になる |
2021年6月 | 楽天でんきがSPU対象外になる |
2021年8月 | Rakuten PashaSPU還元率0.5%の難易度が上がる |
2021年11月 | 楽天ビューティーSPU還元率1%から0.5%に変更 |
表を見て分かる通り、かなりの改悪が行われています。

2022年現在の改悪状況としては以下のとおりです。
- ゆうちょ銀行との提携サービスの終了
- 楽天銀行における300万円を超える貯金への年利が0.04%に変更
- SPUにおける楽天銀行引き落とし口座に設定した楽天カードを支払いに使う+1%→0.5%
- 会員ランクごとのSPUポイント上限が5,000ポイントに統一
- 2022年4月1日から楽天市場での楽天ポイント付与ルールを「税込価格」から「税抜価格」に変更
- 楽天モバイルの1ギガまで0円終了
2022年だけでもこれだけサービス内容が変わるので、まだ楽天の改悪は続きそうですね。
楽天経済圏は見限るべき?
ここまで楽天経済圏の状況を見てきましたが、見限るべきなのでしょうか?答えはNOです。
なぜなら、まだ楽天経済圏を使うメリットは多くあります。
確かにポイント付与率は下がっていますが、買い回りキャンペーンを使えばまだまだポイントをたくさんゲットできます。
上記で紹介したように2021年は改悪が多くありましたが、以下の画像のように私の通算獲得ポイントは2020年と大差ありませんでした。
年間で4,000ポイントしか減らなかったので、思ったほどの影響はなかったですね。
またここが重要なポイントなのですが、現在楽天よりお得なサービスもこれから改悪が行われる可能性は十分あります。
現にPayPayははじめ還元率が1.5%ありましたが、現在は0.5%まで落ちています。
サービスを提供する企業は初めは価格やいいサービス内容を提供して、ある程度利用する人が集まったら内容を変更することはよくあることです。
得に経済圏サービスは事前準備があるため、サービスを変更するとなると時間と手間がかかります。
時間と手間をかけてサービスを変更したのに、サービス内容が改悪されたら目も当てられません。
そのため、サービスの改悪が利用している自分にどのぐらい影響を与えるのか確認することおすすめします。

代わりのサービスを探しておこう!
代わりとなるサービスとしては以下の2つが有力です。
- PayPay経済圏
- au経済圏
他にもamazon経済圏やdocomo経済圏がありますが、貯めたポイントを使えるサービスが少ないので今回は紹介を控えますね。
PayPay経済圏
携帯大手のソフトバンクが展開する、PayPayポイント利用した経済圏。
主に以下のサービスを利用します。
- PayPay
- PayPayカード
- ソフトバンク(ワイモバイル)
- Yahoo!ショッピング(PayPayモール)
- PayPayステップ
Yahoo!ショッピングやPayPayモールは、日曜日に買い物をすると還元率が上がるので手軽に始められます。
またPayPayはQRコード決済の中でも特に使えるお店が多いので、貯めたポイントを使う際も困りません。
欠点としては
- 楽天のようにサービス名が統一されておらず分かりづらい
- PayPayステップの条件達成が厳しい
ことなどが挙げられますね。
サービス名に関しては以前に比べると統一はされてきていますが、まだまだ分かりづらいのが現状です。

au経済圏
携帯大手のauが展開するサービスで最近勢力を伸ばしています。
サービスを使うことで貯まるポイントはPontaポイントで、ローソンを中心に使える場所が増えていますね。
au経済圏で利用するサービスは以下のとおりです。
- auPAY
- auPAYカード
- auPAYマーケット
- auポイントプログラム
基本的な運用方法は、auPAYを使ってauPAYマーケットで買い物してPontaポイントを貯めます。
auPAYの基本還元率は0.5%ですが、auPAYカードからチャージすると1%の還元が受けられるため基本還元率を上げやすいです。
auポイントプログラムは楽天でいうSPUにあたり、ステージ制をとっておりauの提供するサービスを多く利用するとランクが上がります。
ランクが上がると還元率が上がり、各ステージの還元率は以下のとおりです。
- レギュラー:0%
- シルバーステージ:2%
- ゴールドステージ:3%
- プラチナステージ:5%
最大で5%の還元を受けられるのは魅力的ですね。
欠点としては
- 楽天市場やYahoo!ショッピングに比べるとauPAYマーケットの出店数が少ない
- Pontaポイントが使えるところがまだ少ない
ことが挙げられます。
今後のサービスの拡大に期待ですね。
まとめ|楽天経済圏は今すぐ乗り換える必要はなし!しかし代わりになるサービスは探しておく必要あり!
本記事のまとめは以下の通りです。
本記事のまとめ
・楽天経済圏は改悪が続いており今後も続く可能性が高い
・現在優位性があるサービスも今後改悪する可能性はある。重要なのはその改悪が自分にどのような影響を与えるか確認すること
・代わりのサービスとしては、PayPay経済圏とau経済圏が有力
経済圏サービスは始める手間はかかりますが、一度始めるとたくさんの恩恵を受けられます。
しかしどのサービスもいつかは制度が変わるので、代わりのサービスを探しておくことは必要です。
自分にあった経済圏サービスを見つけて、ぜひ豊かな節約ライフをおくりましょう。
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